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研究プロジェクト
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中国東部における植生復元に関する調査・研究
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研究の目的
中国では古くからの土地利用に加えて、急速な経済発展、工業化により緑が失われ、砂漠化と呼ばれる自然環境の撹乱が顕在化し、確実で早期に安定した樹林形成が可能な緑化技術が強く求められている。 本プロジェクトでは中国東部の華東地方において、植生生態学的緑化手法による早期の安定した樹林形成とその実施基盤の確立を目指す。
研究内容
・ 植栽適正樹種選定を目的とした潜在自然植生の解明
・ 植栽された樹種の生長調査に基く樹種特性の解明・把握
・ 上記の研究成果に基く植栽手法の改良と開発の検討および植栽地管理
研究成果
・ 鉱山のぼた山上への植生復元植栽の実施
・ 安徽省馬鞍山市南山鉄鉱所の植生復元植栽地におけるモニタリング調査
・ 新たな植生復元対象地の状況調査
・ 現地技術指導によるポット苗の育成栽培の開始
鉄鉱山のぼた山上の植生復元植栽(2004年12月)
植栽地のモニタリング調査風景
�現地で栽培され始めたポット苗とその圃場
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