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葉っぱ地域ではじめる未来指向の森つくり

 いのちと遺伝子、それを支える清浄な大気と水資源をまもり、防災・環境保全機能を果たす、そして、人々にやすらぎを与える「いやしの森」を、どう増やすかに全力をつくすべき時です。今すぐ、どこでも誰でも取り組める、未来指向の「いのちの森つくり」を、行政・企業、私たち一人ひとりが、愛する人のため子どもたちの未来のために、足もとからはじめましょう。

小学生など1,200人1万5千本植栽
(奈良県かしわらバイパス、1977年3月)
小学生など1,200人1万5千本植栽
(奈良県かしわらバイパス、1977年3月)
15年目 12mの道路環境保全林に成長
15年目 12mの道路環境保全林に成長
地域ボランティアの皆さんと1,100人1,300本植栽
(大分県日田市 2000.年4.月29日)
地域ボランティアの皆さんと1,100人1,300本植栽(大分県日田市 2000.年4.月29日)


葉っぱ一村一森プロジェクトと緑のネットワーク

 都市部のみならず農山村においても、土地本来のすがたの自然の森は、ほとんど見られないのが現状です。残された山地の森の保全、より土地本来の森への樹種転換・再生が望まれます。同時に、すべての人々が家から歩ける小公園や小さな空き地のまわりに、立体的な小樹林帯をつくります。幅は1mでも可能です。小樹林・緑道と共に各地に可能な範囲で大きめの森、土地本来の樹林で囲まれた空間をつくり、小さな並木や木立と緑の回廊でリンクさせて、立体的な緑のネッワークを構成します。
 人々のいやしの森、こどもや高齢者の憩いの場や散策・運動の場になるとともに、危険度の高い地震や大火の際には、確実な防災・避難場所(防災環境保全林)になります。 世界に誇る21世紀の鎮守の森を今すぐ足元からつくっていきましょう。

小公園は一時の逃げ場所。一列の常緑カシ林が大火を防止
(阪神淡路大震災)
小公園は一時の逃げ場所。一列の常緑カシ林が大火を防止
(阪神淡路大震災)
小公園は一時の逃げ場所。一列の常緑カシ林が大火を防止
(阪神淡路大震災)
幅1mの樹林帯
(横浜国立大学事務局前通り)
幅1mの樹林帯
(横浜国立大学事務局前通り)

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